昨日、私の学校では、
「就学時健康診断」がありました。
「就学時健康診断」とは。次年度に学校に入学する予定の子供の健康状態を確かめるものです
しかし、この行事には、裏の意味があるのをご存じでしょうか
それは
”要注意な児童”を教員の目によって評価するということです
それはどういうことなのでしょうか
当日、教師は各係(例えば、歯科、内科、眼科など)に分かれ、医者の補助を行います
その際、補助を行うと同時に、検診に来た年長の子供の様子を見ています
- 医者の指示はきちんと聞けているのか
- 姿勢は崩れていないか
- 注意が逸れておらず、集中できているのか
- 落ち着いた態度であるか
- 医者を過剰に怖がっていないのか
など、教育者として、この子が学校で生活をする上で困らないか想像しながら見ています。
健康診断の後、教員が集まり、
来年度の新入生の中で、特別支援に相当する児童がいたかどうか確認します
特に、意見が多かった子供に関しては
来年度から特別支援学級に入ることを進めていきます
さて、ここまでの話を聞いて
「教員は知らないところでひどいことをしている」
「特性のある子供を自分の学校から遠ざけようとしている」
とお思いでしょうか
そもそも、「特別支援」とは、どんな意味を持っているのでしょうか
特別支援教育に関して、文部科学省では、次のように説明されています
特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。
文部科学省HP ◎特別支援 より引用
文科省の記述の通り、説明されています。
特別な支援は、本来障害があって、社会生活の参加が困難な人のための教育なのです
教育現場ではよく、特別な支援を要する子のことを。”困っている子”と言い表すことがあります。
普段の生活や、人とのかかわりに問題や課題を抱えている子供というのは、
大人の見えないところで、「何かに困っているのです」
今回の就学時健康診断でも、現場を知っている教師が
「この子が教室で通常通り生活できるだろうか」
「この子の特性に合った教育方法とは何なのだろうか」
と考えて、適切な道を示していきます

教師はいつでも、子どもの成長を願っています
今回の特別支援教育は、何も、特別支援学校や特別支援学級に限ったことではありません
一人一人違った特性のある30人程度の通常学級でも
子どもに合わせて、「特別な教育」を施していく必要があります
特別支援が叫ばれるようになり、私が小学生だった頃の20年前より、教師としての難易度が上がっているのかも知れません
それでも
頑張ったからこそ報われる場面が訪れます
子どもたちの成長を励みに頑張っていきます
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