先日、子供が

「昨日まであったのに材料の靴がなくなった!」

このような訴えがありました

子供がものを無くすことは

よくあることです

ここで、質問です

学校では、この後、どのような対応をとると思いますか

①物を無くした子が悟られないよう、そっと一緒に探す
②無くしてしまったことを保護者に連絡し、家に無いか問い合わせる
③大事(おおごと)にし、クラス全員で捜索する

正解は下にスクロールしてください

正解は、③の「大事にし、クラス全員で捜索する」です

意外だったでしょうか

物がなくなった時は一つの事件として、クラス全体で対応します

物がなくなる原因として考えられるのは、

・誰かが故意に隠した

・間違えて、誰かが持ち帰ってしまった

・無くした本人の勘違いという場合

があるためです

また、大切なのは無くした人の気持ちを考えるということです

すると、ほとんどの子供は、無くしもの探しに協力するものです

今回なくなったのは、図工の材料である靴の入った大きな袋です

朝、私の元に言いに来てくれたので、無くしたものの特徴

・黄色い靴であること

・スーパーの袋であること

を聞き出し、クラス全員に協力をあおぎました

また、同時に、無くなったものの特徴、無くした子が困っていること、無くした子の気持ちを考えることを伝えました

クラスの皆で、クラスの隅から隅まで探します

自分の荷物に紛れ込んでいないかなども確かめます

しかし、なかなか見つかりません

そこで、次の休み時間もクラスの皆で探しました

すると、ついに、

紙袋に入った靴が見つかりました

前情報では、ビニール袋と言っていたにも関わらず、

紙袋に入っていたことで、捜索が難航してしまったようです

私が、皆が協力してくれたことをお礼するように促しました。子供がお礼を皆の前で言うと

皆でその子に、「よかったね」と声をかけていました

また、「ビニール袋って言ったじゃ~ん!」と言う子供もいました

物を無くした子も、見つかったことと、皆が受け入れてくれたことに対して安心したのか、笑顔が見られ、私はほっと一息つきました

友達の失敗を認めることができる子に育っていることに成長を感じました

さて、子どもはよく嘘をつきます

そのような嘘をつくのは、いつでも追い込まれた時です

やましいことがあり、自分を守るために嘘をつきます

そのため、何かをしてしまった子供は、どこか自分を守るための嘘をついている可能性があると思って接することが大切です

しかし、「お前の言っていることは嘘だ」と言ってしまっては、信頼もくそもありません

だからこそ、子どもに話を聞くときに心がけていることがあります

それは、

「共感」と「受容」です

これは、カウンセラーを行うプロも使っている大切な心構えであり、相手との信頼関係を構築するために必要なものです

子供には、

「どうしたの?」や「〇〇したとき、△△って思ったんだね。」

などと、気持ちに沿って、話を聞いていきます。

子どもを理解していくうえで、大切なのは信頼関係です

大切なのは、

嘘をついていても、「そうだったんだね」「そう思ったんだね」と共感すること

嘘の内容が作り話と分かっても、「うんうん」と受容する心をもって接することです

その上で、生徒指導を適切に行い、よりよく成長できるようサポートしていきたいと思います

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